平成31年 3月 定例会(第25回) 平成31年第25回
嘉手納町議会定例会 会議録第5号 平成31年3月18日(月) 午前10時00分
開議出席議員は次のとおりである。 1番 仲村 一議員 2番
志喜屋孝也議員 3番
花城勝男議員 4番
宇榮原京一議員 5番
古謝友義議員 6番 安
森盛雄議員 7番
奥間政秀議員 8番
新垣貴人議員 9番
照屋唯和男議員 10番 仲村渠兼栄議員 11番
石嶺邦雄議員 12番 當山 均議員 13番
田崎博美議員 14番
田仲康榮議員(11:59退席) 15番 知念 隆議員 16番
徳里直樹議員欠席議員は次のとおりである。 なし職務のため本会議に出席した
事務局職員は次のとおりである。 前川広充
事務局長 稲嶺綾子 係長
金城洋平 主任主事地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。 當山 宏 町長 神山吉朗 副町長 比嘉秀勝 教育長 山内 智
会計管理者 金城 悟 総務課長 我謝治彦
基地渉外課長 天久 昇
企画財政課長 奥間勝美 税務課長
前原信博 福祉課長 町田 優
町民保険課長 上原 学
子ども家庭課長 上地康夫
産業環境課長 宇榮原 孝
都市建設課長 金城博吉
上下水道課長 金城睦和
教育総務課長 當山哲也
社会教育課長 浦崎直哉
教育指導課長 新垣美佐
中央公民館長本会議に付した事件は次のとおりである。 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2
一般質問
○
徳里直樹議長 これから本日の会議を開きます。 日程第1「
会議録署名議員の指名」を行います。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、7番
奥間政秀議員、8番
新垣貴人議員を指名します。 日程第2「
一般質問」を行います。 質問時間は30分以内とします。通告順に従い、発言を許します。 3番
花城勝男議員。
◆3番(
花城勝男議員) 3番
花城勝男です。4問通告していますので、順を追って一問一答方式で行います。質問を始める前に、何番と何番と順次案内した後に質問をいたします。 それでは質問に移ります。私は、去る1月23日に
福祉交通の先進地である千葉県酒々井町に、
デマンド交通について、議員団6人で視察に行ってきました。酒々井町は、高齢化率が30%、人口が2万1,482人で、面積が19平方キロメートルで、嘉手納町の約7倍の町でした。酒々井町では2001年に
福祉交通検討委員会を設置して、導入に向けて審査検討を重ね、さらに
社会福祉協議会が
運営委員会で検討を重ね2004年の3月から10人乗り、
ジャンボタクシー2台で試験運行を開始し、2004年の6月には15人
乗り小型バス2台を追加し、また
スクールバスも併用して、合計4台で運用を開始しています。酒々井町から正式に委託を受けた
社会福祉協議会が運営主体になり、本格運用を開始してから、今年で15年目に入っています。 それでは酒々井町
デマンド交通実施内容の概要を紹介しながら
質問要旨(1)(2)に移ります。
質問事項1.
地域福祉交通を問う。(1)
交通弱者の定義は。(2)
地域福祉交通導入に伴い、県内視察及び県外視察の実績と概要を伺います。
○
徳里直樹議長 答弁を求めます。
◎
前原信博福祉課長 質問事項1(1)についてお答えいたします。
交通弱者とは、高齢者を初めとする移動に制約を受け、自由に運転できる車両を持たない、免許を待たない方などで、年少者、高齢者、一部の障がい者となっております。本町における
地域福祉交通では、移動に制約を受ける高齢者に対する
福祉施策として実施してまいります。
質問事項1(2)についてお答えいたします。
地域福祉交通導入に伴い、平成30年11月15日に中城村と平成30年11月28日に宮古島市の2カ所を視察しております。中城村では、
コミュニティバスの
護佐丸バスと
デマンドタクシーの
護佐丸タクシーについて、実際にバスに乗車するとともに、村の担当者と導入の経緯や
運行状況、事業の概要等の
意見交換を行い、その後
デマンドタクシーを実施している事業所との
意見交換では、利用状況や実際の予約方法などの視察を行っております。 宮古島市では、宮古島くるりんバスと、
高齢者外出支援タクシー利用助成の視察を行い、市の担当者と
意見交換で導入の経緯や
実証実験、
運行状況や事業の概要等の視察を行っております。
◆3番(
花城勝男議員)
福祉交通に対して、高齢者に対する
福祉交通という考え方だと思いますが、酒々井町では、
交通弱者の一つ目には、
交通事故の被害に遭いやすい子ども、高齢者を意味しています。2つ目には、今おっしゃった世代に関係なく、移動が制限される人、何らかの形で
自動車運転免許証を所持していない方などを意味します。 よって、
交通弱者を世代を問わず
福祉交通の対象者として、酒々井町では考えているということです。再質問ですが、嘉手納町では
福祉交通アンケート調査を、いつ、何所帯の対象にどの年代に実施し、回収率は大体どのぐらいだったのでしょうか。伺います。
◎
前原信博福祉課長 福祉交通の
アンケート調査につきましては、75歳以上の高齢者を対象に件数で613件の配布を行っております。実施時期が平成30年1月から2月の間で、回収のほうが配布する613件に対して、回収数が305件、回収率が49.8%となっています。
◆3番(
花城勝男議員) 対象者が75歳以上だということですが、酒々井町では、
福祉アンケート調査を全町民、
世帯対象7,800世帯に配布して2カ月間の調査で、回収率が35%、2,730世帯から回収をしています。その検討の結果、世代に関係なく
福祉交通を必要とする人を
対象登録者にして、
完全予約制の
デマンド交通を選択したというようなことです。 それで再質問ですが、嘉手納町では今回の
タクシー実証実験では、対象者が75歳以上となっていて、大変厳しい条件となっていますが、今後この
交通弱者の年齢範囲を全
世帯対象にするか。または65歳以上にするか、見直しの検討はできないか、伺います。
◎
前原信博福祉課長 先ほど答弁させていただきましたが、本町における
地域福祉交通の位置づけが高齢者に対する福祉策ということで実施していきたいということで考えております。75歳以上、
実証実験では想定しておりますが、
実証実験の結果を踏まえて、年齢枠という部分を再度、検証する必要があれば検証していくという方向になろうかと思います。
◆3番(
花城勝男議員) ぜひ75歳以上と言わず、必要があればそういう対象者もぜひ対象にしていただきたいと思います。
交通弱者の
対象見直しをぜひ再検討をお願いします。75歳以上では、
福祉交通の事業としては、ちょっと弱すぎるかなということで感じていますので、再検討をよろしくお願いしたいと思います。 次の
質問要旨(3)(4)に移ります。(3)
交通弱者の方が外出しやすい環境整備を図るために、
コミュニティバス(11人以上)、
デマンド型交通(11人以下)、
タクシー(4人)のうち、嘉手納町に適合するのは。 (4)
地域福祉交通実証実験の
タクシー実証実験の内容は。
コミュニティバス(11人以上)、
デマンド型交通(11人以下)の
実証実験を行う予定はあるか、伺います。
◎
前原信博福祉課長 質問事項1(3)についてお答えいたします。
コミュニティバスは、バス停で時刻表に定められた時刻に、バスに乗れること。
デマンドタクシーより安い料金で利用できることとなっております。しかし、バス停まで距離がある場合に、不便があることや、決められた時刻にしか移動できない等があります。
デマンドタクシーは
タクシーより安い料金で利用でき、
ドア・ツー・ドアで移動できることとなっております。しかしながら登録や予約が必要となり、また
運行エリア外へ直行することができない等がございます。
タクシー利用助成事業では、
ドア・ツー・ドアでいつでも移動することができます。しかし、
タクシー利用助成券には制限がございます。今回の
地域福祉交通導入調査におきまして、検討を重ねた結果、
利用回数に制限があるものの、
ドア・ツー・ドアでいつでも、どこでも気軽に利用しやすい
タクシー利用助成事業が最も適しており、
実証実験を行う運びとなっております。
質問事項1(4)についてお答えいたします。次年度の
実証実験は、
タクシー利用助成事業の対象者の方に額面450円の
タクシー利用券を1カ月に4枚で、4カ月分の16枚交付予定です。また、
実証実験の実施期間は、7月から10月にかけて行う予定となっております。議員御質問の
コミュニティバス及び
デマンド型交通の
実証実験については、現在行う予定はございません。
◆3番(
花城勝男議員) 嘉手納町では4人乗りの
タクシーということだと思います。
あとコミュニティバス、
デマンド交通の
実証実験を行う予定はないということですが、15日の
一般質問の回答では、嘉手納町では2020年に
タクシーのみの
福祉交通の本格運行を目指すということでしたが、私の意見ですが、今4人
乗りタクシーと、
デマンド交通10人乗りの
ジャンボタクシー、最低1台でいわゆる
複合デマンド交通を採用すべきだと私は考えています。それについて、説明をしますと、嘉手納町では近隣の市町村と比べて、人口も少なく先ほども回答がありましたが、面積も狭いですし、経路が固定で停留所が必要な
コミュニティバスではなくて、予約に応じて、柔軟な対応ができる、ある程度狭い道でも通れる
ジャンボタクシーが、自宅に迎えに行き、用事が済んだら自宅まで送迎する。
ドア・ツー・ドアの運行が行えて、まだ人口密度が高いところでは、集団で使えて、また乗り合いがふえて、効率よく
ジャンボタクシーが便利であるということがわかっています。嘉手納町も人口密度が高いところですので、ですから
デマンド交通が一番適していると、私は思っています。現在、嘉手納町で進めている4人
乗りタクシーとの複合、
デマンド交通システムがベストではないかと思っておりますので、ぜひその辺も検討をお願いしたいと思います。 それでは
質問要旨(5)(6)の質問に移ります。(5)
デマンド型交通システム事業(千葉県酒々井町ふれ
愛タクシー方式)導入を提案。
デマンド型交通システム事業とは、10人乗りと15人
乗りワゴン車を運行し、町内の登録者を対象に、
乗り合いタクシー方式予約型による、町内300円や町外500円。病院のみ限定で送迎するサービスとなっています。 (6)
福祉交通導入の
実証実験から
本格運行開始までの
スケジュールを伺います。
◎
前原信博福祉課長 質問事項1(5)についてお答えいたします。議員御提案の
デマンド型交通システム事業も、
ドア・ツー・ドアで
利用回数の制限もなく、
交通弱者対策の一つとして、他の自治体でも導入されております。しかしながら本町で検討しております
地域福祉交通につきましては、高齢者の方が利用しやすいものを第一に考え、
タクシー利用助成事業を
実証実験する予定でございます。
質問事項1(6)について、お答えいたします。次年度の7月から10月に
実証実験を行い、10月から11月に
アンケート調査を実施し、その後に12月以降、集計分析を行いながら、見直し案や本格導入に向けた検討を行う予定となっております。2020年の4月より本格運行できるよう、担当課として力を注いでまいりたいと考えております。
◆3番(
花城勝男議員) 私の意見を述べますが、酒々井町では
デマンド交通登録者は人口2万1,482人のうち、登録数が6,803人です。登録率が32%になっています。1日の
平均利用者数は、
スクールバスも含めて1日平均140人前後、利用率はわずか2%です。予想したより
利用者数が少ないように思えます。
交通弱者という言葉で
福祉交通を安易に使わないという歯どめになっているのか、それとも限られた台数、限られた時間で利用率を下げているのか不明ではありますが、酒々井町の研修の資料、データを
福祉課長におあげしていますので、ぜひ調査研究をその辺をやっていただきたいと思います。 再度ですが、ぜひ
タクシーによる
実証実験を済ませたあとに、ぜひ
予約型デマンド交通の
ジャンボタクシーを使っての
実証実験が検討できないかどうか。再度伺います。
◎
前原信博福祉課長 本町における
地域福祉交通に関しましては、先ほど来、御説明させていただいておりますが、高齢者を対象にした
助成事業ということで実施していく方針でございます。しかしながら、議員御提案の
デマンド型交通を含めて、対象者が全町民ということになろうかと思いますが、その際には福祉課だけではなく、全庁的にその導入に向けての検討は必要になるかと思います。今現在、福祉課のほうで進めておりますのは、あくまでも高齢者を対象にした
福祉交通機関の導入ということで考えておりますので、先ほど説明させていただきましたが、議員御提案の点につきましては、検討する余地はあろうかと思いますが、福祉課のみならず、全庁的に検討していく事項だと認識しております。
◆3番(
花城勝男議員) ぜひ検討をお願いしたいと思います。私が
デマンド交通を推薦したいのは、これも酒々井町で聞いた話ですが、
デマンド交通を使うと何度かお客さんが使っているうちに、乗り合わせるうちに、友達になって、買い物以外にもいろんなところに行くようになり、新たなグループの仲間が形成されるメリットがあったようです。 またITを駆使して
情報通信技術を使って、パソコンで高齢者の乗り合う人たちのデータを蓄積をして、意図的に
福祉協議会の職員が
高齢者グループの
仲間づくりの手助けを行っていると。高齢者の閉じこもりの防止にもつながっているようです。嘉手納町でも各自治会で民生委員と連携し、各班ごとに10人程度の
高齢者グループをつくって、乗り合わせて買い物に行くことも可能ですし、さらにつながりが深まる、交流もできます。
福祉交通は採算を求めすぎては実施できない事業です。
交通弱者一人一人を救済するという観点がもっとも重要だと思っていますので、その辺をぜひ検討をお願いいたします。 それで酒々井町での
デマンド交通の
事業収入もつけ加えて、説明をさせていただきますが、
事業収入が役場の
一般財源から
社会福祉協議会へふれあい
タクシーの受託金と、
デマンドスクールバスの受託金として、合計で3,700万円を税金で賄っています。運賃収入と広告収入が580万円、合計収入が4,280万円になっています。一応、
事業支出が
デマンド交通車両4台の借料と
人件費支出、職員1人とオペレーター、電話交換4人と運転手4人、その合計が4,000万円、その他支出で280万円と。支出合計が4,280万円となっています。
福祉交通のために
一般財源から3,700万円の税金を支出しています。15年も継続可能な
福祉政策は、予算面から見ても酒々井町の重点政策になっていることがわかります。嘉手納町でも
交通弱者のための
福祉交通は、當山町長の重点政策となっています。酒々井町、
福祉交通のよいところを取り入れて、嘉手納町独自の
福祉交通実現に向けて、取り組んでいただきたいと思います。 再質問ですが、
福祉交通先進地である千葉県酒々井町に副町長と
福祉課長に視察に行ってほしいのですが、あえて副町長に伺います。いかがでしょうか。
◎
前原信博福祉課長 議員御質問の
先進地視察ということで、先ほど説明させていただきましたが、本町におきまして、酒々井町型の
デマンド型交通導入に向けて、そういった機運があるのであれば、当然視察研修というような形でとっていくものと考えておりますが、現在のところはそのように考えておりません。
◆3番(
花城勝男議員) ぜひ2020年に向けて、よりよい
福祉交通の事業を取り組んでいただきたいと思います。 それでは質問2.
質問要旨(1)(2)に移ります。2.
観光協会(仮称)設立を問う。(1)嘉手納町として
DMO型観光協会の設立が必要とあるが、
DMO型観光協会の内容は。従来の
観光協会と何が違うのか、伺います。(2)
観光協会(仮称)の
法人形態は合同会社、
NPO法人か、
一般社団法人か、どちらを考えているかを伺いします。
◎
上地康夫産業環境課長 質問事項2.
質問要旨(1)についてお答えいたします。DMO型の
観光協会につきましては、DMOとは、デスティネーション・マネージメント・オーガニゼーションの略称で、地域の稼ぐ力を引き出すとともに、地域への誇りと愛着を醸成する
観光地経営の視点に立った
観光地域づくりの
かじ取り役として、多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた
観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人を指します。これまでの
観光協会は、
観光行政を補完する形が中心となって事業を推進していたため、組織としての意思決定がおくれがちな点が
デメリットといわれておりました。DMOでは、地域が一丸となった組織体として幅広い分野の各種団体をマネジメントする機能が求められております。
質問要旨(2)についてお答えいたします。
法人形態につきましては、まだ検討の余地はあると考えておりますが、現在のところは
一般社団法人を考えております。理由といたしましては、合同会社や営利の追求型の法人となってしまう懸念があり、
NPO法人は活動に制限があるという点を鑑みまして、現在のところ非営利でありながら、活動に制限が特にない
一般社団法人が望ましいのではないかと考えております。
◆3番(
花城勝男議員)
DMO型観光協会は、農業、水産業、商工会、自治体、地域住民、各種団体が一丸となって、
観光推進する組織体のことだと思いますが、ぜひこの
DMO型観光協会を立ち上げていただきたいと思います。
法人形態については、近隣の市町村は最初は任意団体から始めて、二、三年後に
一般社団法人での
観光協会を立ち上げていますが、沖縄県では近い将来、観光客が1,000万人が見込まれることを考えると、嘉手納町としては段階を踏まずに、すぐにでも正式に
一般社団法人観光協会を立ち上げてもよいと私は思っていますので、早目に
取り組みをお願いしたいと思います。 再質問ですが、15日の回答で4月以降に
観光協会設立検討委員会を立ち上げるとのことでしたが、委員会のメンバーの人選の案は、行政としてはお持ちなんでしょうか、伺います。
◎
上地康夫産業環境課長 現在のところは公募、募集のほうを図るということで考えておりますので、地域、町内優先的な考え方でまずはいこうという考え方を持っていますので、どの方をということは現在のところはございません。
◆3番(
花城勝男議員) なければ少し心配なところがあります。4月以降すぐですので、全く持ち合わせていないのか。その辺がちょっと心配だということですので、ぜひ早目にその辺も人選を早目にしてほしいと要望いたします。 それでは
質問要旨(3)(4)に移ります。(3)
観光協会(仮称)の設立の場所はどこを考えているか。(4)
観光協会(仮称)
運営事務局の人材は公募型か、
専門人材招聘型か、
地域育成型のどちらを考えているか。また人数体制を伺います。
◎
上地康夫産業環境課長 質問要旨(3)についてお答えいたします。
観光協会の事務所といたしましては、現在
リニューアル工事を予定しています「道の駅かでな」内を想定をしております。
質問要旨(4)についてお答えいたします。
事務局職員につきましては、その募集等について、まだ検討の余地があると考えておりますが、
地域育成型と公募型の同時並行で募集することを検討しております。基本的な
取り組みといたしましては、町内より
観光事業経験者やその他スキルのある方を募集し、必要があれば町外へも募集の枠を広げていきたいと考えております。また、人数体制につきましては
事務局長1人、
事業担当者1人、
経理担当者1人の計3人は必要であると考えております。今後検討していきます
観光協会が担う事業の内容、事務量、
収支計画等を鑑み、配置人数について検討してまいりたいと考えております。
◆3番(
花城勝男議員) 私も
観光協会の場所は「道の駅かでな」、今は
リニューアルを計画はされてはいるんですが、もしくは
ロータリー広場周辺の一角に構えるのが妥当だと思っています。
リニューアルもありますので、その辺は場所は
ロータリーの一角も考えたほうがいいのではないかと思います。北谷町の
観光協会は、ミハマ7プレックスの道向かいにありますが、観光客が多いため窓口対応が多く、本来の
観光推進の仕事に支障があると聞いています。ぜひメリット、
デメリットを比較して、慎重に選定場所を検討いただきたいと思います。
運営事務局については、私も専門の人材招聘型と、
地域育成型の両方のよさを生かして、
運営事務局は
観光協会を立ち上げた経験のある方を外部から招聘し、
事務局長の下に
事務担当責任者を置いて、嘉手納町の実情を知っている嘉手納町在住の方を配置したほうがよいと思っています。
観光協会設立の最も大切な部分、要は
運営事務局の人選だと考えていますので、慎重な検討をお願いいたします。 それでは
質問要旨(5)(6)に移ります。(5)
滞在交流型観光への転換が必要とあるが、
民泊事業を立ち上げる計画はあるか。(6)嘉手納町観光地で魅力ある場所3カ所を上げるとすれば、どこを推薦するか、伺います。
◎
上地康夫産業環境課長 質問要旨(5)についてお答えいたします。
平和学習体験、宿泊などの
取り組みとして、宿泊施設の少ない本町においては、宿泊により地域の生活、文化を体感し、来訪者の
観光消費を高め、滞在時間を延伸することができる事業として、
教育旅行民泊で、
修学旅行等の受け入れについて、検証してまいりたいと考えております。 民泊の受け入れには、
受け入れ家庭があって初めて成り立つものでございます。その
ニーズ調査を兼ねて、本日先進地であります今帰仁村の民泊の
取り組みについての講演会を実施する予定でございます。
質問要旨(6)についてお答えいたします。魅力的な感じ方につきましては、人によって感じ方が違うということで、ここでの答弁を控えさせていただきたいと存じますが、町内で観光客が訪れている場所といたしましては、「道の駅かでな」、比謝川での「
カヤック体験」が挙げられます。
◆3番(
花城勝男議員) 私は「道の駅かでな」「比謝川」「
野國總管」という3つを推薦をしたいと思いますが、嘉手納町は宿泊施設が少なく、「道の駅かでな」には、年間50万人以上、観光客が訪れますが、滞在時間も短く、立ち寄り程度にとどまっています。そのためにも、修学旅行の学生等を対象に、
教育民泊事業を立ち上げていただき、また嘉手納町には90戸前後の空き家等を利活用した
民泊事業にも取り組むべきだと思っています。民泊は、子育てを終わった世代が
民泊利用者の方々との交流を通して、いきがいづくりのために、事業に参加しているのが多数ですので、なおかつ収入が入りますメリットもありますので、
民泊事業をぜひお願いしたいと思います。 先ほどは、今帰仁村の民泊の
取り組みが、きょう18日にあるということですが、お隣の読谷村も
民泊事業の先進地ですので、ぜひすぐにでもノウハウが取得できる環境にあると思いますので、読谷村から情報収集を行って、
民泊事業をぜひ進めていただきたいと思います。
質問要旨(7)(8)に移ります。(7)
野國總管の
観光アピール展示拠点として、道の駅かでな3階
学習展示室へ基地展示と併設して改築の提案をいたします。(8)平成31年度に
観光協会(仮称)の設立に向けての
スケジュールを伺います。
◎
上地康夫産業環境課長 質問要旨(7)についてお答えいたします。道の駅かでなの3階
学習展示室につきましては、平成22年度に
リニューアル工事を実施し、その後約8年が経過しており、機器や情報の更新は必要であると考えているため、議員御提案の
リニューアルについては、今後検討してまいりたいと考えております。
質問要旨(8)について、お答えいたします。
観光協会設立に向けた今後の
取り組みといたしましては、平成31年中に
観光協会設立準備室の設置、設立検討準備会立ち上げを予定しており、
法人形態、規約、定款、組織体制、活動方針、事業計画、
収支計画等について検討を進め、平成31年度中の設立に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 また、各種団体等から推薦等をいただき、その中から人選等も考えていきたいと思っております。
◆3番(
花城勝男議員) ぜひ
野國總管を知ることのできる展示拠点、場所が嘉手納町にはないのが現状ですので、民俗資料館への展示物はつくる予定はあると思いますが、ぜひとも道の駅3階学習室へ
野國總管をアピールする展示拠点をつくっていただきたいと思います。 先ほどお話があった
観光協会設立スケジュールにのっとって、2019年度中の設立実現に向けて、汗をかいていただきたいと思います。 それでは
質問事項3.横浜ベイスターズ応援ツアーを問う。
質問要旨(1)横浜DeNAベイスターズ応援ツアーの現状と課題は。(2)横浜DeNAベイスターズ応援ツアーにエイサー派遣事業を提案いたします。(エイサーシーズンに横浜DeNAベイスターズ公式戦試合前のアトラクションで、エイサー演舞を行い、球場内外で嘉手納町の観光アピールをする。)
◎當山哲也
社会教育課長 質問事項3.
質問要旨(1)についてお答えいたします。本町にて横浜DeNAベイスターズの春季キャンプを受け入れていることから、横浜DeNAベイスターズ嘉手納友の会において、当該キャンプにおいて心身や技術を磨いた選手たちの雄姿と、公式戦での活躍を応援する目的で、プロ野球公式戦の応援ツアーを実施しております。 平成30年度は6月28日から6月30日の3日間で、県外応援ツアーを実施し、友の会会員16人、事務局2人、計18人で参加しております。同ツアーについては、例年好評を得ており、一軍、二軍の試合日程等を調査し、効率よく観戦できるよう次年度も計画していきたいと考えております。
質問要旨(2)についてお答えいたします。現在、社会教育課においては、横浜DeNAベイスターズ嘉手納友の会の事務局として、応援ツアーや各種セレモニーの運営、ベイスターズ杯野球大会や、キッズ野球大会等の年間事業の支援を行っております。議員御提案の派遣事業につきましては、観光アピール等の趣旨から社会教育課の事業としては、なじまないのではないかと考えております。
◆3番(
花城勝男議員) 18人ということは、ちょっと少ないということでもう少し力を入れていただきたいと思います。 部署が違うということで検討していないということですが、お隣の読谷村では、スポーツコンベンション事業として、今年で8年目と聞いていますが、各字のエイサーを順番に派遣をしているようです。毎年7月、8月にかけて一軍中日ドラゴンズの公式戦の応援ツアーの中で、「読谷デイ」と名前を打って、中日二軍キャンプの促進ムードアップと、観光ピーアールを目的に、読谷村民が応援に駆け付け、名古屋ドーム内での一軍公式戦前のエイサー演舞を披露し、ドーム入り口では読谷村ピーアールブースを設置をして、特産品観光パンフレット等を配布しながら、読谷村の観光ピーアール活動を行っています。 嘉手納町でも、
観光協会を立ち上げると同時に、観光事業の一環として、エイサー派遣事業に
取り組みを提案をいたします。エイサー派遣事業によって、読谷村ではエイサーに参加する青年会の減少していることを食いとめる効果も出ているようですので、まだ青年会エイサーの継承発展につなげる意味でも、観光事業とあわせて一石二鳥の
取り組みになっています。嘉手納町でも青年会のエイサーの人員確保は厳しい状況です。エイサー派遣事業が実現すれば、嘉手納町の青年会エイサーの励みにもなりますので、ぜひ読谷村での事業内容の調査、研究をお願いします。一応、読谷村では、役場の皆さんは、これまでの企画内容を嘉手納町の行政に対しては、資料提供も可能だと言っていますので、ぜひ時間を見つけて、読谷村役場を訪ねていただき、企画資料を参考にしていただきたいと思います。
質問事項4(1)(2)に移ります。
質問事項4.老人福祉
助成事業(おむつ助成)を問う。(1)老人福祉
助成事業(おむつ助成)の具体的内容と条件は。(2)寝たきりや認知症で6カ月以上おむつ使用者に対して、月額1万円の助成をしているが、65歳以上の規定があり、若年性認知症の方が対象外になっている。認知症の年齢制限を撤廃してはどうか、伺います。
◎
前原信博福祉課長 質問事項4(1)についてお答えいたします。老人福祉
助成事業(おむつ助成)の内容は、寝たきり、または認知症の高齢者に対し、おむつ代の一部助成として、月額1万円を1年に2回に分けて支給し、高齢者の福祉の増進及び経済的負担を軽減するものとなっております。対象者につきましては、65歳以上の方、在宅または医療入院中で、6カ月以上おむつを使用している方。寝たきり度がB、またはC、または認知症度が3及び4、及びMと診断された方、前年の所得が国民年金障害基礎年金1級相当額を超えない方、平成30年4月時点の金額で申し上げますと、97万4,125円となります。6カ月以上前から本町に住所を有する方のすべてに該当する方となっております。
質問事項4(2)についてお答えいたします。現在、老人福祉
助成事業の対象は65歳以上となっております。議員がおっしゃられたように、若年性認知症の方は対象外となっております。議員御提案の認知症の年齢制限を撤廃してはどうかでございますが、今後、他の市町村の対象要件等を調査研究し、検討してまいりたいと考えております。
◆3番(
花城勝男議員) ぜひ検討をお願いしたいと思います。難しい問題だとは思いますが、私の知っている若年性認知症の方は62歳、夫婦2人暮らしで先ほど言った国民年金「障害基礎年金」と御主人の年金合わせて、約100万円前後の収入でぎりぎりの生活をしている方です。経済的にも困難な状況にある御夫婦です。御主人も働きたいけど、奥さんが目が離せないという状況で、働けないということで、相当悩んでいるようです。この町の97万5,000円ですか。条件は多分クリアしていると思いますが、年齢65歳以上の条件というのが事業の対象外と、先ほど言ったようになっているということですが、再質問ですが、おむつ事業の内容はそのままで若年性認知症の65歳、年齢を対象外とするというただし書きを入れれば、
助成事業の適用は可能ではないかと思いますが、その辺をお伺いします。ただし書きを入れれば、いいのではないかと思いますが、答弁お願いします。
◎
前原信博福祉課長 先ほど答弁させていただきましたが、現在のところ65歳以上ということで、対象外となっておりますが、他の市町村がどのような形で対応しているのかどうかを含めて、検討していくのがベストだということで考えております。議員おっしゃるとおり、ただし書きで認知症という用件を入れることも可能だと思いますが、それ以外の方も含めて入れる必要があるのかどうか。今後、検討してまいりたいと考えております。
◆3番(
花城勝男議員) 若年性認知症は、社会的にも大きな問題です。現実、
助成事業が不足しているのが現状だと思いますので、嘉手納町として、独自の
助成事業ができないか。調査、研究をお願いしたいと思います。以上をもちまして、私の
一般質問を終わります。
○
徳里直樹議長 しばらく休憩します。
△午前10時51分 休憩
△午前11時01分 再開
○
徳里直樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続けます。 1番仲村一議員。
◆1番(仲村一議員) 1番仲村一でございます。議員に当選して3年目に入りました。この2年間を振り返っての
一般質問であります。4点通告していますので、ぜひよろしくお願いします。
質問事項1.久得霊園駐車場の階段に手すりの設置を。平成30年6月定例会において、久得霊園駐車場北側の階段に手すりの設置を提言しました。その後、南区の行政懇談会においても御婦人の方から同様の要望がありました。平成31年度の予算において、霊園駐車場階段手すりの設置の予算が組まれております。それを見て本当に喜んでいるところであります。平成31年度の一般会計予算も3月25日の本会議で採決されることになっておるんですけれども、沖縄のシーミーも来月の4月から本格的に始まります。それを受けて2点伺います。
質問要旨(1)駐車場内の矢印も標示されておりますが、消えて見えなくなっているのが今の現状です。それも含まれての予算なのか。(2)予算採決後、いつごろを予定しているのか。2点、お伺いします。
○
徳里直樹議長 答弁を求めます。
◎
上地康夫産業環境課長 質問事項1.(1)についてお答えいたします。葬斎場及び霊園駐車場内の矢印及び白線の引き直しを新年度予算計上をしております。
質問要旨(2)についてお答えいたします。久得霊園駐車場北側、階段2カ所への手すりの設置は、新年度に入り次第、できる限り早目の対応を考え、町民が清明祭を迎えられるよう準備をしていきたいと考えております。同時に白線の引き直し等も早目の対応をしていく考えでございます。
◆1番(仲村一議員) 矢印も白線も含めて検討するということで、これはゆっくりでいいと思いますけれども、本当に手すりのほうは、早目、早目にぜひ準備のほうをよろしくお願いします。
質問事項2に移ります。2.簡易救助器具の設置を。平成30年6月定例会において、比謝川沿いの堤防に設置されている簡易救助器具が全て設置がされていないとの提言を行いました。その時の答弁においては、「代用品の緊急救命道具を速やかに設置したい」とのことでありました。その後の対応はどうなっていますか。お聞かせ願えます。
◎宇榮原孝
都市建設課長 質問事項2についてお答えいたします。去る平成30年6月の定例会において、仲村議員から御質問、御指摘のあった比謝川沿い漁港から、マルチメディアセンターまでの町道73号線、堤防に設置されていた簡易救命道具につきましては、その後早急に対応し、翌月の7月には浮き輪代わりのペットボトル10カ所を再設置しておりました。しかしながら同年9月末の台風24号接近に伴い、同ペットボトルを一時回収し、台風通過後に再設置する予定でございましたが、高波等により堤防側に取りつけてあった簡易救命器具を収納するかごがすべて破損していたため、現在は復旧していない状況でございます。これまで設置してきた簡易救命具は、軽量の鉄製のかごで製作されており、高波や塩害での損傷、腐食が早く、耐久性に欠け、維持管理上、不都合な面が多いため、今後は社会福祉センター1階に設置されているやや厚みのある鉄製の箱と同様な救命箱を町道73号線、歩道内に歩行者に支障にならないような箇所、3カ所程度に数を絞り、固定式で設置が可能か調査検討しているところでございます。
◆1番(仲村一議員) 設置したというのを確認できなかったものですから、この提言を行っています。この堤防沿いの天端のほうに、管理者ということで役場、都市建設課というのがあるものですから、万が一、事故が起こった場合、死亡事故とか発生した場合、役場に裁判沙汰というか、補償を求めることがないかということで懸念しての再質問です。今、3カ所考えていると答弁がありましたけれども、速やかに設置して、万が一落ちた場合、緊急に救助できるような態勢をつくってもらえたらなと思っています。これ本当に、早目に設置してもらいたいと思っていますので、ぜひよろしくお願いします。 続きまして、
質問事項3.Uパック式のごみ袋の導入を。平成29年12月定例会において、Uパック式のごみ袋の導入について、
一般質問を行いました。その時の答弁では、「平成30年度調査研究し平成31年度に導入したい」とのことでした。そこで今後の予定をお伺いします。
◎
上地康夫産業環境課長 質問事項3についてお答えいたします。U字型ごみ袋の導入につきましては、昨年11月に指定U字型ごみ袋導入モニターを行っております。その結果、「全てをU字型ごみ袋に希望」の方が68.6%、「一部をU字型ごみ袋に希望」が21.5%、「U字型を希望しない」が9.8%でございました。全てをU字型ごみ袋と、一部をU字型ごみ袋を合わせると、90.1%が希望している結果となっております。理由といたしまして「結びやすい」、「運搬しやすい」、「使いやすい」などが挙げられておりました。担当課といたしましては、指定U字型ごみ袋の導入を、平成31年10月ごろをめどに考え、現在その準備を図っているところでございます。
◆1番(仲村一議員) 「導入したい」というのが「どちらにも含まない」も含めて90%超しているということで、31年10月に予定しているということですが、前回の質問の中で、仕入れ価格が若干上がるということで答弁を伺っているんですけれども、その点ではお変わりはないですか。
◎
上地康夫産業環境課長 U字型ごみ袋の消耗品といたしましての仕入れ値段につきましては、U字型にするのは、面積は増えるんですけれども、現在の材質とは多少、変わることもございますので、現在の仕入れの値段と同等、もしくは若干下がるのではないかということを想定しております。
◆1番(仲村一議員) 若干下がるか、同等ということで、一安心しているところなんですけれども、このU型に変わった時点で、現行の大は300円、特大は600円という価格があるんですけれども、それは変更はなしということで、捉えてよろしいですか。
◎
上地康夫産業環境課長 現在の料金設定に関しましては、今のところ変更する予定はございません。
◆1番(仲村一議員) 金額の設定は検討していないということで、一安心しています。一応、いくら便利になっても町民に負担がかかったら、元も子もありませんので、そのままの金額でできればと思っておりますので、ぜひ10月の導入に向けて、随時努力していってもらえればと思っています。 それとあと、仕入れに関してこのごみ袋の導入は切らしたらいけないということで、製造業者が1カ所しかないと、前回の答弁があったんですけれども、その製造に関して、仕入れができないとか、そういったのも大丈夫なんですか。その点再度、お聞きします。
◎
上地康夫産業環境課長 昨年度までですか。今そのU字袋に関しましては、こちらの情報に関しまして1社ということがございましたけれども、今年度入りましてから、何社かそのU字型袋を他市町村も含めて、「製造している」というがわかりましたので、1社ということではなく、何社かのほうを選定しながら、入札等にかける必要がございますので、その辺は想定をしているところでございます。
◆1番(仲村一議員) 生活にとってごみ袋は必要不可欠なものでありますので、切れることのないように、会社の選定もよろしくお願いします。 続きまして、
質問事項4.県道74号線に横断歩道の設置を。これも平成29年9月定例会において、県道74号線、嘉手納ドーム付近の信号の交差点に横断歩道の設置を提言いたしました。その時の答弁において中部土木事務所に要望したが、直接公安委員会へ要望するようにとのことで、現在、嘉手納署と調整を行っているということでありました。その後の進捗状況をお伺いします
◎宇榮原孝
都市建設課長 質問事項4についてお答えします。まず平成29年9月定例会において、議員からの御質問を受け、県道沖縄嘉手納線、県道74号線でございますけれども、屋良ローソン付近への横断歩道設置について再度、嘉手納警察署に高校側の関係者や地域からの要望の声があるとのことで再協議を行ってきましたが、嘉手納警察署の見解としましては、その周辺のバス停の利用者の状況等を確認した結果、まず沖縄市方面からバスを利用して通学する生徒らは、ほとんどがこの先の屋良千貫田バス停を利用しており、道の駅かでなに面している嘉手納運動公園入り口前のバス停の利用者が多くないことや、道の駅かでな付近には、既存の横断歩道が既に設置されており、利用できることなど、バスを利用する方々の個人個人が時間に余裕を持ち、少し歩く努力をすれば、大きな問題はないことなどの判断から、現時点での横断歩道設置の必要性はないとのことでございます。その後、県道でございますので、同要望につきましては、中部土木事務所管内の道路担当者会議においても、提議してきましたが、県道路管理者である県担当課とも公安委員会の見解もあることから合意に至っておりません。この件につきましては、引き続き調査を継続し、関係機関と協議してまいりたいと考えております。
◆1番(仲村一議員) 利用者の数が少ないということであったんですけれども、嘉手納高校においても、千貫田のほうで降りていく方もいるんですけれども、ドームのほうで運動公園前バス停のほうで降りていく方々も結構多いんです。その中で朝の貴重な時間、余裕を持ってとあるんですけれども、本当に貴重な時間が、朝は本当に学生にとっては1分、1秒でもほしいんじゃないかと思います。ローソンのほうから曲がればいいんですけれども、向こうは横断歩道がないものだから、わざわざUターンして学校に向かうという生徒も結構いますので、ぜひそこら辺を訴えて、やってもらえればと思っています。これは平成29年の9月に
一般質問をしたんですけれども、その後、高校から再度要望とかはありましたか。その点、伺います。
◎宇榮原孝
都市建設課長 その後、嘉手納高校の先生方からの要望書の書面をいただいております。それをいただいたあと、県道ですので、県の道路管理課の担当課に説明をして、ぜひともこの要望を聞き取っていただけるということで再要望してきました。結果的には、県道管理は県の担当課なんですけれども、この内容につきましては、横断歩道、交通安全等の規制等の法律もあることから、公安委員会で確認をとるようにということで、それをまた嘉手納署通して公安委員会等に確認はしましたけれども、先ほど答弁したように、その必要性は現在のところはないという回答でございました。 引き続き、我々のほうも朝、調査もしていますので、引き続きその必要性を、地域からの要望もあるということで、協議していきたいと考えております。
◆1番(仲村一議員) 本当に、課長がいるうちにこれが実現できたらなと思っていました。後任の方にも引き続き、この事項を引き継いでもらって、ぜひできるように検討方のほうをよろしくお願いします。以上で、
一般質問を終わります。
○
徳里直樹議長 しばらく休憩します。
△午前11時19分 休憩
△午前11時20分 再開
○
徳里直樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続けます。 2番
志喜屋孝也議員。
◆2番(
志喜屋孝也議員) 2番志喜屋孝也です。臨機応変に頑張っていきたいと思っております。最近は3Dがなくて、皆さんに寂しい思いをさせていると思いますけれども、また期待しておいてください。いいのをまた準備してまいりたいと思います。
質問事項3点通告しております。一問一答式でよろしくお願いしたいと思います。
質問事項1.新町通り入り口アーチ看板を問う。平成29年3月定例会で質問した新町通り入口アーチ看板の進捗状況をお伺いします。(1)看板の基礎、地下の確認は。(2)デザインの状況は。(3)電光掲示板式の予定はありますか。(4)設置時期の予定について、お伺いいたします。ちょうど、6番議員のすばらしい質問と重複する部分がありますが、よろしくお願いしたいと思います。
○
徳里直樹議長 答弁を求めます。
◎
上地康夫産業環境課長 質問事項1(1)(2)につきましては一括してお答えいたします。新町通り入り口周辺の地下埋設物につきましては、都市建設課が調査を行っており、その調査により、地下埋設物を避けたアーチ看板の設置可能な位置が確認できましたので、設置に向けて検討を進めてまいりたいと考えております。デザイン等の現在の状況といたしましては、現時点では設置可能な位置が確認できただけですので、これから関係者を交え検討してまいりたいと考えております。また、看板の基礎のサイズ等に関しましても、デザイン等によって変動することになりますので、デザインとあわせて、今後検討してまいりたいと考えております。
質問要旨(3)についてお答えいたします。電光掲示板式のアーチ看板につきましては、維持管理が難しくなることが想定されることから、現在のところは設置の予定はございませんが、要望等に応じ、対応していきたいと考えます。
質問要旨(4)についてお答えいたします。新町通りのアーチ看板につきましては、形状等について、関係者よりさまざまな意見をいただき、各種補助金等の活用も鑑みながら、設置に向けて進めてまいりたいと考えております。また都市建設課で進めております改良工事と歩調を合わせながら、さまざまな意見を集約しながら、慎重に看板設置を実施してまいりたいと考えております。
◆2番(
志喜屋孝也議員) 再質問なんですが、看板の基礎、地下の確認はできているということでお伺いしたんですが、その確認方法と、地下の配線の種類がもしわかれば、私もここに何が埋まっているというのを認識したいのですが、今後町民に聞かれたときに。それがもしわかるのであれば、答弁をお願いします。
◎宇榮原孝
都市建設課長 今年度、同交差点の改良、検討に向けて現地調査をしております。その交差点付近の埋設管等については、現場の調査結果が改めて出ておりますので、その資料につきましては、事務局のほうを通して、資料提供いたしたいと思いますので、よろしくお願いします。
◆2番(
志喜屋孝也議員) 資料でぜひ、私のほうも自分の地元には何が埋まっているのか、その辺をまたどのあたりか、その辺も確認したいと思っておりますので。 それと再質問続きますが、アーケード看板か、アーチ看板かの種類ですね。何を考えているのか。この辺までわかるのであれば。 それとどのあたりへの設置を考えているのか。具体的に、大体でいいですので、琉銀から海邦銀行、「いもっち」のモニュメント、そこまでありますが、その辺のモニュメントの移動とか、その辺までできているのであれば、お答え願えますか。
◎
上地康夫産業環境課長 現在のところ、看板、種類ですけれども、アーチ看板のほうを予定をしております。看板の設置、場所に関しましては、現在、国道から入りまして新町通りに抜ける右側のほう、海邦銀行は駐車場の出入りがございます。それを超えての位置と反対側の琉銀側に、その方向に看板のほう、アーチ型で今、現在のところは予定をしているということでございます。
◆2番(
志喜屋孝也議員) ある程度の図面はありますでしょうか。
◎
上地康夫産業環境課長 現在、持っている資料のほうでは県内、県外のほうの看板の事例等、そういったものの参考資料というものと、あとはその場所に適した形のアーケードの形、そういったものを2案、その辺を資料のほうでは今回作成をしているところでございます。
◆2番(
志喜屋孝也議員) もし早目に資料ができるのであれば、御連絡いただければと思っております。デザインとか、またそれを
スケジュール上とは思うんですが、デザインの状況、これは参考までに地域と目的のデザインにしてほしいということです。地域と目的に応じたデザイン、高さ、大きさ、長さ、照明、建築物とのバランス、背景との関係、色合い、掲出方法、またその文字の表示、かな表示なのか、漢字、カタカナ、アルファベット、夜間の照明、時間、点滅、動きのある画面というのが大体デザインの内容だと思います。電光掲示板式にすると、それの予定も今からだと思いますが、縦も電光掲示板、横も電光掲示板にして、そうするとイベントの告知、行政のお知らせ、そしてまた電光掲示板によって季節感の演出、春は桃色、桜色、そういった形で電光掲示板で演出ができるし、夏は青空、ひまわり等のそういった模様ができる。やはり「アーチ看板はいいね」と。「夏だね」と、そういう季節感を絶対に出した電光掲示板、地域の個性に合わせた看板、あるいは地域に歓迎される看板という形で考えてほしいと思っております。 あとは設置時期に、これからなんですが、屋外看板の通り名だけではなくて、町内町外の生活者、観光客の方に嘉手納町のアピールができるように、十分検討してほしいということがあります。看板はこれも参考資料なんですが、看板は3者でできている。生活者、事業者、行政。生活者は見る、買う、選ぶ。事業者は出す、つくる、売る。行政は、許可する、監視するという形があるということで、参考までに、ぜひその辺も検討していただきたいと思います。
質問事項2に入ります。防犯カメラの現状を問う。新町通り、その他の公共施設の防犯カメラの設置後の現状は。(1)行政が設置した防犯カメラの設置場所と個数は。(2)犯罪の抑止力になっているのか、設置前と設置後の犯罪件数は。(3)カメラ本体、機器、その他の定期的な点検はどのようにしているか。(4)行政が画像の点検をしているか。(5)警察からの画像の提供の要請は過去にあったのか。その辺をお伺いします。
◎金城悟総務課長
質問事項2(1)についてお答えいたします。現在設置されている防犯カメラ、監視カメラ含めますけれども、につきましては、各担当課に確認したところ、公共施設では屋良地区体育館、図書室に3台、嘉手納地区学習等供用施設児童館に4台、配水池に2台、
ロータリープラザに31台、スポーツドームに2台、道の駅及びマルチメディアセンターにそれぞれ12台、嘉手納漁港に3台、嘉手納小学校、屋良幼稚園にそれぞれ5台、嘉手納幼稚園に8台、学校給食共同調理場に7台、
ロータリー1号館、入国管理局になりますけれども1台。東駐車場に3台、中央駐車場に2台、新町第2駐車場に3台、
ロータリー第1駐車場及び
ロータリー第2駐車場にそれぞれ2台、東区、南区、西区、西浜区コミュニティーセンターにそれぞれ2台、中央コミュニティーセンターに1台、北区コミュニティーセンターに3台、役場庁舎に3台の、計25施設に125台が設置されております。また平成29年度の内閣府の緊急整備事業により、公園に設置されたものがあしびなぁ公園に1台、ちびっこ広場に1台、嘉手納児童公園に1台、水釜街区公園に2台、
ロータリー広場に3台の計8台。同じく道路に設置されたものが、新町通りに5台、港通りに3台の計8台、合計で131台が設置されております。
質問事項2(2)についてお答えいたします。カメラ設置前と設置後の犯罪件数とのことでございますが、各公共施設においては、設置前から施設内での犯罪については、確認されていないとのことで、前後の犯罪件数の差はありませんが、利用者の意見等から抑止力として一定の効果はあるものと認識しております。また、新町通り等に設置されたカメラにつきましては、犯罪の検挙に効果があるとのことで、嘉手納警察署でも町内の犯罪数減少に一定の役割を担っていると認識しているとのことでございます。
質問事項2(3)についてお答えいたします。防犯カメラにつきましては、機器の性質上、定期点検を必要としないものがほとんどで、カメラと機器の状況につきましては、日常の映像確認や異常通知ランプ等の確認により、施設管理者や担当職員が随時確認を行っております。
質問事項2(4)についてお答えいたします。公共施設と特定の施設に設置されているカメラにつきましては、施設内に設置されているモニターを、施設管理者が常時、確認することができ、必要に応じ録画した映像を取り出すことも可能です。一方、道路及び公園に設置されているカメラにつきましては、プライバシー保護の観点から、常時映像が見られるような管理形態はとっておらず、警察からの要請があった場合と、必要な場合のみ、専用の端末で映像を取り出せる仕組みとなっております。いずれの場合も事件、事故等があった場合、事後に状況を確認するというのが、主な利用方法となっており、日常的に全ての映像を確認するということは、行っておりません。
質問事項2(5)についてお答えいたします。警察からの映像提供に係る要請については、各担当課に確認したところ、公共施設に設置されたものについては、ほとんどありません。一方で公園、道路に設置したものにつきましては、水釜街区公園で1件、
ロータリー広場で3件、新町通りで6件、港通りで2件、合計12件の提供依頼があり、いずれも平成30年度中に行われております。
◆2番(
志喜屋孝也議員) 再質問に入るんですが、重複するかもしれませんが、お許しください。これからの防犯カメラの設置予定はあるのか。公園は全てカバーされているのか、その辺をお伺いしたいと思います。これからの設置予定と、公園等による追加の設置はあるか。 それと防犯カメラの設置箇所に、「防犯カメラ作動中」という看板の設置、これはどのようなものなのか。枚数とか基準があるのか。その辺も。これは良し悪しは、もちろんあるかと思います。「余りにも看板が多すぎるとやはり犯罪が多いんじゃないか」という危険性もあるし、それを見て「あっ、全部映っているから安心する」という二通りの考えがあるんじゃないかと。安心して暮らせるという考え方とはあると思いますけれども、その辺がわかるのであれば、お伺いしたいと思います。
◎金城悟総務課長 防犯カメラの設置予定ということでございますけれども、今後ほぼ新しく建設する公共施設については、設置されることになると思います。学校もそうですし、コミュニティーセンターについても、西浜区今度建設されますけれども、そちらにも予定をしております。ただ公園につきましては、緊急整備事業のときに、自治会とか、あと警察のほうで危険と思われる箇所を調査あるいは状況聞き取りをしまして、今設置している公園を選んでおります。余り公園、防犯カメラがたくさんついてもいろいろと支障もあるかと思います。周りの住宅の皆さん等々にも影響もありますので、今回周辺の意見等も聞いて、選定設置しておりますので、公園については今後、今現在では予定はありませんけれども、今後も要請等があるのであれば検討していきたいと考えているところです。 あと「防犯カメラ作動中」の表示ですけれども、看板という大きな形ではなくて、ステッカーであるとか、支柱に張れるような表示札というか、パネルまではいかないです。そういったものの取りつけを行っているところです。
◆2番(
志喜屋孝也議員) 作動中の看板が、看板というか、ステッカーみたいのがあるということですが、実際には新町通りでは何枚貼られているか、御存じですか。お尋ねします。
◎金城悟総務課長 カメラ設置箇所、設置支柱については、貼付するという、貼りつけるということで、工事を行っております。要するにカメラがついている支柱については、必ず「防犯カメラ作動中」の標示がされているということになっています。
◆2番(
志喜屋孝也議員) わかりました。防犯カメラがついているその支柱には、ステッカー等が貼られているというのは、理解できます。これは何といいますか。そういう人たちがやはり「あっ、カメラがついているんだ」ということで犯罪を未然に防げればというのが、もちろん一番の効果で、運悪くそういった被害に遭ったときには、そういったものでやはり確認ができるという、そういう防犯カメラは本当にすばらしい商品だと私は思っておりますが、先ほどもその
質問事項にはあったんですが、犯罪件数の統計もお聞きいたしました。あと、カメラの調子が悪いとか、死角見えない部分、見えないところがあるのか。変な話、レンズの汚れとか、一番遠いところで車のナンバーとかも、やはり確認はできるのかな。防犯カメラがついているところで確認できるのか。この辺もお尋ねしたいと思います。
◎金城悟総務課長 防犯カメラは、先ほど報告した131台、それぞれがどうかというところまでは私、ちょっと確認はしておりませんけれども、特に建物内だと、やはり死角になる部分が出てくるのかと思います。そのあたりは全て確認しているわけではないんですけれども、特に新町通り、港通りについているものについては、屋外に設置する専用のカメラでして、レンズの汚れとかもその機種選定の際にいろいろと確認したんですけれども、通常、台風も来る沖縄ですけれども、そういったレンズ、この撮影面のガラスとかは、極力汚れがつかないようなものを採用しているということで、屋外用の場合は、月に一回拭かないといけないとかというようなことではないということを確認しています。そういったつくりになっているということです。先ほど答弁しましたけれども、機器の性質上、定期点検は必要ないというのは、このあたりになります。動作についても、高所であるとか、なかなか人の手に触れられないようなところについていますので、たびたび点検が必要なものになると、かなり扱いづらいものになるということで、そういったところも考慮されている機器になっているということです。 万が一、録画の部分に支障があったときとかは、それを知らせるためのランプがありまして、それを日常的に職員は歩きながらでも確認することで、異常があった場合は、修繕するということになっています。この画像についてですけれども、志喜屋議員も説明会にいらっしゃって見たと思うんですけれども、かなり鮮明で、何メートルまでというところが資料がないんですけれども、今設置しているものについては、1台目で見えなくなるかなというところで新しい、もう1台のほうに映って、映りこんでくるというところで、新町通り、港通りについては、かなり鮮明な画像が得られると思っています。特に昼間でしたら、車のナンバーあたりもかなり、はっきり見える画像であるということを確認しています。
◆2番(
志喜屋孝也議員) わかりました。では「死角はない」という考え方でよろしいでしょうか。
◎金城悟総務課長 先ほど申し上げたとおり、建物内のものについては、必ずしも死角はないということではないと思いますけれども、道路に設置しているものについては、かなり死角になる部分は少ないということです。道路上では隠れる、映らない部分は少ないのではないかと思っています。 ただ、公園になると、台数と広さの関係もありますので、端っこのほうとか、映らない部分もありますけれども、かなり必要な部分のカバーはできているのかと認識はしています。
◆2番(
志喜屋孝也議員) わかりました。やはり防犯カメラがついている。そして何かあったときに助かる。それがついていて見えなかった、使えなかった、わからなかったというのが、極力、少なくできるように、その辺も業者のほうも頑張ってほしいと思います。 再質問ですが、誰がどのように確認しているかということで、これは定期的に管理できるところはやるし。また何かあったときにまた繰り返し録画を見るという形かもしれませんが、未然に防ぐために、子どもたちの非行防止、そういった形で犯罪ではないんですが、やはり夜ここに集まるところがあるとか。そういったところの防犯カメラだったら、確認できると思うんですよ。犯罪まではいかないんですが、やはり夜に集まっていると、そういったところをやはり何といいますか。確認してこう人が、子どもたちが夜中集まっていないか。その辺を確認できるというシステムをこれから検討する考えはないか。その辺をお伺いします。
◎金城悟総務課長 先ほども申し上げたとおり、各施設については、事務室等にモニターがある施設では、事務室内にいる職員、あるいは指定管理施設であれば、指定管理者の事務員等が目視できる範囲で見ていることになります。ただ夜間、どうかというと、施設自体に人がいないということもありますし、先ほども答弁しましたけれども、そこで何かたむろしているのが、人たちがいて、何らかの犯罪の防止になるのではないかというような情報等があれば、確認していくという形になると思います。常時、その時間帯に何かあったかという確認をするというのは、現在のところでは難しいのかなと思っています。
◆2番(
志喜屋孝也議員) もう何日分もずっと見ておく、24時間ずっと見ておくというのは、やはり難しいかと思いますが、その辺もやはり情報があれば、子どもたちがどのぐらいの時間に、何名ぐらい集まっているというのを事前に把握できれば、やはりいろんな対応ができると思いますので、情報があればそこは行政が動いて、いち早くこの未然に防ぐという対策をぜひとってほしいと思います。 それと警察への提供に関しても、数字で表していただいたんですが、その辺の例えば認知症の方とか、深夜徘徊とか、行方不明の方とか、そういった形も、いろんな問題に防犯カメラはやはり活躍すると思いますので、これからも防犯カメラに関しては、プラス、増やしていくような感じでやっていただきたいと思いますが、防犯カメラの最後に、これは当事者となった町民が、防犯カメラを確認することはできるのでしょうか。その点をお伺いします。
◎金城悟総務課長 防犯カメラの映像につきましては、現在、要綱等も踏まえ警察、事件、事故に関する証拠等として、警察からの要請があった場合にのみ公開するということにしております。当事者であったらという話もあるんですけれども、個人になるとやはり利用方法とか、その他の方のプライバシー等もありますので、現状では要綱にのっとった形で、警察のみの公開ということにしております。
◆2番(
志喜屋孝也議員) うまくいろんな方面で利用できればと思っております。
質問事項3.火災報知器の設置状況は。町内の火災報知器の設置状況をお伺いします。(1)公共施設の設置状況は。(2)一般家庭の設置状況は。(3)要支援者宅の設置状況は。(4)設置後の公共施設の保守点検は。また一般家庭の点検は、どのようなものか。お伺いします。
◎金城悟総務課長
質問事項3の火災報知器の件につきましては、消防法により設置が義務づけられているものであり、その届け出等については、消防が管轄しており、御質問の内容については、ニライ消防へ確認した内容でお答えいたします。
質問事項3(1)についてお答えいたします。行政施設や学校等はもちろん、不特定多数の方が利用する店舗、事務所、劇場等の公共施設については、消防法により防火管理に関する届け出が義務づけられており、届け出された施設については、全て設置されているとのことでございます。
質問事項3(2)についてお答えいたします。一般家庭の設置状況については、ニライ消防において、平成24年以降、全世帯を訪問調査しているとのことで、平成29年度時点の設置率は49.33%とのことでございます。
質問事項3(3)についてお答えいたします。要支援者宅を特定しての調査等は行っておらず、その設置状況については、把握しておりません。
質問事項3(4)についてお答えいたします。公共施設に設置されております自動火災報知設備については、法定点検として期間が定められているため、通常設置業者によって定期的に点検が実施されております。一方で、一般家庭に設置されている住宅用火災報知器につきましては、設置者御自身で点検を行うこととなります。取扱説明書にも定期点検について記載されており、通常内臓電池により作動しているため、10年を目安に交換の必要があるとされております。
◆2番(
志喜屋孝也議員) 再質問です。公共施設は、そういった義務化という形なんですが、一般家庭は義務化なのか。またそれに関して、国の補助、あるいは県の補助はありますか。その点、お伺いします。
◎金城悟総務課長 一般家庭の設置について、補助があるかどうかというのは、大変申しわけありませんが、私のほうでは確認しておりません。 一般家庭の設置についても、義務づけられております。点検については、設置後の状況によるということで、先ほど答弁したとおりでございます。
◆2番(
志喜屋孝也議員) この補助があれば設置できるということ、答弁ありますか。答弁をお願いします。
◎
前原信博福祉課長 高齢者向けの
助成事業がございまして、高齢者の日常生活用具給付事業というのがございます。その中でアンテナとか、チューナーとか、コンロとかと一緒で、火災警報器につきましても、
助成事業がございます。ただし、これは高齢者向けということでございます。
◆2番(
志喜屋孝也議員) わかりました。高齢者の事業にはあるという形で、お聞きしました。これ火災報知器なんですが、熱式、煙式、また炎式という形であったんですが、公共施設はどのタイプがついているか。その辺はわかりますでしょうか。これは煙式はやはり一番感知が早いらしいです。煙式をキッチンにつけると、料理するたびに鳴ってしまうという欠点がありまして、向こうは熱式という感じで分けているみたいです。そういった形で使い分けがあるという形をお伺いしております。 それと嘉手納町の今、お聞きしました49.3%は、北谷町、読谷村と比較して、これは高くなっているのか。普通なのか、その点をお聞きしたいと思います。
◎金城悟総務課長 大変申しわけありませんが、この数値についても、ニライ消防のほうから確認したもので、我々、他の市町村がどの程度なのかというところまでは把握しておりません。そこで比較についても、今はできていない現状でございます。
◆2番(
志喜屋孝也議員) 北谷町が65.58%、読谷村が43.61%、先ほど言いました嘉手納町が49.33%、ちょっと北谷町のほうが設置率は高いんじゃないかと。ニライ消防本部報告書より、平成30年3月31日現在という形の資料は、一応はあるんですが、後ほど確認してほしいとは思っております。 これにて私の
一般質問は終わります。
○
徳里直樹議長 しばらく休憩します。
△午前11時59分 休憩
△午後1時30分 再開
○
徳里直樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続けます。 8番
新垣貴人議員。
◆8番(
新垣貴人議員) 8番新垣貴人でございます。午後のトップバッターということですけれども、午前中3人の議員が
一般質問を終えまして、あなたのために時間をつくりましたよということですので、ありがたく時間のプレゼントをいただきまして、持ち時間の範囲内で精いっぱい
一般質問を行います。
一般質問を3点通告いたしておりますので、順を追って一問一答で行います。必要に応じて再質問などを行います。
質問事項1.交通安全対策について。車社会の生活では、車を運転するドライバーも自転車も歩行者も交通ルールを守ることで、安全と秩序が保たれております。運転時の心得として、「かもしれない運転」の実践があります。常に危険を予測して慎重に運転をするということです。また町においては、町道の担当課は管理責任上、事故が発生しないようにするため、交通安全対策への責務があります。そこで交通安全対策について、3点、お伺いいたします。
質問要旨(1)国道58号から池原内科前の町道100号線へ進入する際に、交差する場所へ停止線や注意喚起を促す看板の設置ができないか。(2)水釜埋立2号線にハンプ設置の計画がありますが、その目的と経緯はどういったものでしょうか。(3)町道39号線を西区コミュニティセンターから西浜区コミュニティセンターに向かう際、信号を通過しますが、旧水釜交番横の停車帯に車両が停車し、信号待ちをしていた場合、通行の妨げになる上に、国道から左折してくる車に対する安全確認ができません。その状況の改善をするため、旧水釜交番横の停止線をなくし、亀島アパート横の停止線をその信号に対する停止線とすることができないでしょうか。以上3点、お伺いいたします。
○
徳里直樹議長 答弁を求めます。
◎宇榮原孝
都市建設課長 質問事項1(1)についてお答えいたします。議員御質問の場所につきましては、国道58号から町道100号線兼久酒販前の道路へ侵入する左折帯についての横断歩道であり、その後方に停止線が設置されております。しかし、その停止線についても、設置から年月が経過しており、消えかかっておりますので、再度塗り直しする予定でございます。また一時停止線の看板設置に関しても、嘉手納警察署と協議し、設置する方向で対応してまいりたいと考えております。 (2)についてお答えいたします。町道埋立2号線については、朝夕交通量が増加し、スピードを出す車両もたびたびあると、本議会でも何度か取り上げられております。担当課においても、朝夕現地の状況を確認しております。当道路の沿線には保育園も存在し、朝の登園時間帯には車両、歩行者、双方多くなり、スピードを出す車両が通過する際には危険であることも確認をしております。そのような現状経緯からハンプの設置を予定しており、またあわせてその保育園周辺には横断歩道もないことから、現在、嘉手納署と協議中でありますが、その設置についても、検討していく予定でございます。 (3)についてお答えいたします。同交差点の問題については、これまで住民懇談会や議会等でも何度も取り上げられ、そのたびに嘉手納警察署と協議を行ってきておりますが、抜本的な解決には至っておりません。過去には町道39号線側の信号が赤点滅だけであったのを、青の標示もするようになった経緯もありますが、議員御質問のような旧水釜交番横に、複数台車両が停止する問題は解決に至っておりません。議員御提案の停止線をなくすことも含めた同交差点の問題についても、嘉手納警察署と協議し、その解決策を見出していきたいと考えております。
◆8番(
新垣貴人議員) (1)につきまして、町道100号線に面する交差する場所、時間が経過していて、その停止線が消えかかっているということで、再度塗り直していただくということで、確認いたしました。 また看板も嘉手納警察署と協議の上、設置していく方向ということです。狭い町内、至るところにこの十字路、今看板設置されております。看板を至るところに設置することで、景観を損ねるのではないかという意見もあることは、あるんですけれども、やはり交通安全対策とその景観を比べるわけではありませんが、やはり安全を確保する。注意喚起をしていくという意味では、看板というのは視覚に訴える意味で、有効な手段ではないかと思っております。そういった意味においても、この町道100号線は町民が生活道路として使うだけではなくて、防衛局、国の施設もありますので、そういった場所に町外から流入してくる方々もいらっしゃいます。地元の交通事情を知らずに一時停止を誤って直進してくるケースもあるものですから、そういったケースにも対応できるように、(1)についての交通安全対策をよろしくお願いいたします。 あと(2)について、水釜埋立2号線に関する質問でしたが、課長おっしゃるように地域住民からの声もあり、またその朝夕の時間帯、制限速度が確か30キロだったと思いますけれども、そこを急いでいるという心理のもとに、制限速度をオーバーして走る車が見受けられます。ましてやそこは、朝夕の時間帯ということは、そこに面している保育施設がありますので、朝夕の時間帯はお迎え、送迎の時間ということになっております。先ほど、課長から御説明ありましたけれども、保育所付近に横断歩道も設置するということであります。非常にこの問題を解決する上で、有効な手段だと思っております。質問にありますハンプの設置なんですけれども、今現在想定されている範囲というのは、どういった状況で想定されているのでしょうか。
◎宇榮原孝
都市建設課長 横断歩道の御質問がありましたけれども、横断歩道のほうも現在、その道路にはその場所にはないものですから、横断歩道の設置については、嘉手納警察署のほうに要請、要望いたしたいと思います。同時にハンプの設置箇所ですけれども、水釜埋立2号線、サンエー食料館がございます。その斜め向かいに保育所がありまして、そこの保育所に登園される園児の方が利用されている方が多いものですから、そこを中心に南北にハンプ2カ所か、あるいは場合によっては3カ所設置したいと考えております。現在はその道路については、直線コースになっているものですから、かなりスピードを出す外人車両等も多いですので、昨年そういった御指摘も受けまして、早急に看板は設置しているんですけれども、なかなかそこの速度抑制まではまだ至っていないところがありますので、効果のあるハンプも設置する予定でございます。
◆8番(
新垣貴人議員) ハンプを設置することによって、スピードを出すことを抑制され、その道路の安全が確保されることだと思っております。ただ1点、懸念していることがございまして、ちょうど埋立2号線がありますけれども、漁港側からマルチメディアセンターに向けて、こう抜けてきますと、埋立2号だけではなくて、南に行くためには、照屋スーパーの前を通っていく道路もあります。二手に分かれて南側に行けるものですから、そうなってくるとこの埋立2号のハンプが設置された際には、このハンプを嫌がって迂回してくる車両も、もしかしらた出てくるのではないかという懸念もあるものですから、その点については、今時点で何かそういう想定はございましたでしょうか。と申しますのも、西浜区自治会の十字路は結構、事故が多い箇所になっておりまして、私も何度も事故現場を目撃したことがあるものですから、そこに逆に交通流入して、交通量が増えることになると、また新たな問題が惹起してくるのかという懸念もありますので、その点について、検討されたことがありましたら、説明をお願いします。
◎宇榮原孝
都市建設課長 埋立2号線、やや直線コースではありますけれども、そこの速度減速、スピード抑制をするためにハンプを設置するということで方針を持っておりましたが、今議員がお話したように、そのハンプをあえて避けるために、ほかの道路へ迂回するというところまでは、ちょっと私、そこまでは想定はしておりませんでした。議員がおっしゃるように、さらに交通量が多い西浜区自治会事務所のその流入についても、事故等も多々あるということをお聞きしていますので、西浜区全体の総体的な車両の通行形態を再度チェックをしながら、まずは埋立2号線、サンエー前の保育園のある場所の安全確保のために、そこは優先的にハンプをとにかく設置していきたいと思っております。 あとはそういったあとから話が出た件については、西浜区全体の車の動線等も再確認をしていきたいと考えております。
◆8番(
新垣貴人議員) ハンプを設置すること自体、とてもこの今上がっている問題解決について、有効な手段だと思っておりますけれども、他方、もう一つの問題も出てくる可能性もないとは言えませんので、まずそういったときには、そういう対応も考えていただければと思っております。 次の質問に移ります。
質問事項2.一括交付金についてであります。沖縄振興特別措置法は、沖縄の実情に即して、より的確かつ効果的に施策を展開するため、沖縄振興に資する事業を県が自主的な選択に基づいて実施できる、沖縄振興特別推進交付金と、沖縄振興公共投資交付金、いわゆる一括交付金は平成24年度に創設され、次年度で8年目を迎えます。そこで今年度と次年度の事業の状況について、2点伺います。(1)平成30年度における概算での予算決算額と執行率について、伺います。(2)平成31年度の当該予算を活用した主要事業は、どういったものがあるでしょうか。
◎天久昇
企画財政課長 質問事項2(1)についてお答えいたします。平成30年度一括交付金の沖縄県への配分状況といたしましては、総額608億円、県が368億円で、市町村が240億円となっており、そのうち嘉手納町への配分額は、2億4,600万円となっております。平成30年度の決算額につきましては、まだ完了していない事業がございますので、見込みではございますが、現在1億7,565万8,000円を予定しており、執行率といたしましては、71.4%となっております。
質問事項2(2)についてお答えいたします。平成31年度の主要事業といたしましては、屋良東部地区地域振興施設機能拡充事業、また比謝川緑地広場整備事業でございます。両事業とも、観光誘客施設であり、平成31年度から工事費を計上しております。 屋良東部地区地域振興施設機能拡充事業は、平成25年度から事業に着手し、平成25年度、平成26年度にて用地取得、平成26年度に基本計画、平成27年度に基本設計、平成28年度に駐車場設計、平成29年度に実施設計(その1)、駐車場整備を行っておりまして、平成30年度が実施設計(その2)を行っており、平成31年度から本体工事が開始され、平成33年度、事業完了に向け、事業を計画しております。 また比謝川緑地広場整備事業については、平成25年度より事業に
取り組み、平成25年度用地取得、平成26年度に基本計画、基本設計、平成29年度に実施設計を行っております。これにつきましても、平成33年度に事業完了に向け、事業を計画しております。
◆8番(
新垣貴人議員) 平成30年度における予算額が2億4,600万円ということであります。実際、事業を執行したのが1億7,600万円、率にして71.4%ということですが、これはどうなんでしょうか。平成28年、29年度、直近の3年間と比較して、この執行率はどういう水準になるのか。説明いただけますでしょうか。
◎天久昇
企画財政課長 平成28年度、平成29年度の事業、執行率につきましては、平成28年度が89.79%、平成29年度が95.02%となっており、71.4%というのは、比較的低い数字になっているのかと思っております。
◆8番(
新垣貴人議員) 一括交付金が創設された当初は、嘉手納町の予算額が3億4,000万円前後だったと記憶しております。平成30年度で、満7年を迎えまして、予算額、全体のパイが減少してきたことだと思いますけれども、嘉手納町におきましては2億4,600万円という予算額になっております。どの都道府県におきましても、やはり予算は単独でできる市町村の事業というのは限られておりまして、やはり国庫補助金、県の補助金というのが必要ですので、予算のぶん取り合戦というのは、もちろんあると思いますけれども、その中でやはり獲得した予算というのは、有効にしっかり使っていくということが、より町民サービスの向上につながっていくと思いますし、次の予算獲得の足掛かりにもなっていくと思っております。 今回、去る一般会計の補正予算で、この一括交付金に関する項目を私のほうでピックアップしてみたんですけれども、入札の残による不用額というのはわかります。これ理解はできるんですけれども、見てみますと当初、事業を予定していたんですけれども、執行できなかったものが人件費関連のものが、結構ございました。これはあえて言わせていただきますと、教育指導課における人件費関連、それを計算してみますと1,100万円ほどの不用額が出ていたものですから、これに関しては予算の執行率としてはどうなのかと思っております。 予算を立場をかえて、予算を審査する立場からしますと、人を雇う予算なんですけれども、それが執行できなかったけれども、事業は結果的にうまく回せていた。この予算は今後どうなるんだろうということに、客観的に考えても数字上だけを見てみると、審査する立場としては、そうなる可能性もあるのかと思っておりますので、この一括交付金、いろいろと事情はあると思います。人が確保できなかったという内部の事情はあると思いますけれども、そこら辺はやはり今後、改善していかないと、今後の予算確保にも影響が出てくるのかという気はしております。 一括交付金も右肩上がりであればいいんですけれども、今の現状では右肩下がりの予算措置になっておりますし、今後残り3年間の期限が限られております。先ほど課長からお話、御答弁をいただきますと、平成31年度以降は、ハード面に関しての一括交付金を活用していきたいということですので、そういった形で今後も不用額が出ないように、有効にこの予算を一括交付金という予算を活用していただきたいと思っております。 次の質問に移ります。
質問事項3.保育所整備計画策定事業についてであります。平成31年度一般会計予算におきまして、保育所整備計画策定事業の予算が517万円計上されております。町内の町立2園は、建設から長い年月がたち、老朽化が見受けられる現状です。そろそろ保育所の建て替えを検討する時期に来ております。また、嘉手納地区、屋良地区には児童館が設置されておりますが、西浜区域にはありません。西浜区から嘉手納地区の児童館までは多少距離がありますので、西浜区域におきましても、子どもたちの憩う場所、そこで集い、遊び、学べる環境が求められております。そこで計画の策定事業について、2点お伺いいたします。(1)事業内容は、どういったものでしょうか。(2)西浜地区への児童館の設置を要望してきました。第三保育所建て替えの際に、児童館などを含む複合施設の計画ができないでしょうか。
◎上原学
子ども家庭課長 質問事項3(1)についてお答えいたします。本事業は築約40年が経過し、老朽化した第三保育所の建て替えのための基本構想策定事業となります。新たに建設する第三保育所の建設場所の選定や規模の決定等を行いたいと考えております。
質問事項3(2)についてお答えいたします。過去にも御提案いただいております西浜地域への児童館建設につきましては、嘉手納小学校は屋良小学校に比べ2倍以上の児童数であり、0歳から15歳までの人口を比較しても、2,526人中776人と、全体の3割が西浜区民であり、地域の子どもたちに、安心で安全な施設を均等に配置することは理想的な環境だと考えております。次年度策定予定の保育所整備計画の中で、児童館の建設について、調査検討を行いたいと考えております。
◆8番(
新垣貴人議員) ひとつお話ししておきたいのが、児童館の定義、皆さんも御存じだと思いますけれども、児童館の定義として、児童福祉法第40条による児童厚生施設の一つであり、児童に健全な遊びを与え、その健康を増進し、または情操を豊かにすることを目的とする。設備として集会室、遊戯室、図書室のほか、必要に応じて映写室を設けること。と定義されております。 今、子どもたちの集う場所、憩い場所を設置していただきたいということで、文明も発達していて、小学生でもスマートフォンであったり、今はテレビゲームであったり、そういったものを持って屋内でこもって遊ぶケースも多々あります。やはり子どもは子どもらしく、健康的に外で遊ぶのが親としても理想だと思いますし、子ども同士の対コミュニケーション能力を培っていく上でも、家にこもっているのではなくて、そういう場所で遊ぶというのがやはり健全な子どもの育成につながっていくのではないかと思っております。そういった環境をつくっていくのが地域であり、行政であり、私たち大人の責任だと思っておりますので、早急に先ほど課長もおっしゃっていましたけれども、西浜区、全体の子どもたちに対する割合、西浜区の割合は高いものですから、その地域に対する必要性を訴えているところでありますので、次年度以降、その計画を策定し、保育所の計画を策定し、児童館の必要性についても、調査研究していくということですので、ぜひ次年度に調査、研究を行って、早急な施設の整備を行っていただきますようお願いを申し上げまして、私の
一般質問とさせていただきます。以上で、私の
一般質問を終わります。
○
徳里直樹議長 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。
△午後1時58分 散会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 嘉手納町議会議長 徳里直樹 嘉手納町議会議員 奥間政秀 嘉手納町議会議員 新垣貴人...